「マンハッタン」紹介
■ゲーム概要
タイトル:マンハッタン
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:60分
ジャンル:不動産ビジネスゲーム
ゲームの概要:プレイヤーは不動産投資家となり世界6大都市にビルを建て、他の人のビルを乗っ取りながら勢力を拡大します。世界一高いビルのオーナーになったり、各都市でのビル王となったりして高得点を挙げて勝利します。マンハッタンは、ビルの奪い合いが毎ラウンド盛り上がる、資本投下が目に見えて積み上がっていく熱いゲームです。
ドイツゲームの最高峰の一つ「プエルトリコ」のデザイナー、アンドレアス・ザイファルトによる不動産ビジネスゲームで、1994年にドイツゲーム大賞を受賞しています。「マンハッタン」は、ビルを積み上げて都市の不動産王を目指す名作ボードゲームです。この記事では、ルールの要点と実際のプレイ感を紹介します。
建設カードによって投資チャンスがある程度限られているところ、頃合いを見て手元のリソースを投じてビルを建てて奪っていく、よくできたビジネスゲームです。また、経済がテーマなのにお金を使わない洗練されたデザインも注目すべき点です。各プレイヤーの欲望が集まって摩天楼を構築していくのが、このゲームの最大の魅力でしょう。
ルールの概略
各プレイヤーには最初に25個のビルパーツと4枚の建設カードが渡されます。ビルパーツは1階建てから4階建てまであります。建設カードには3×3のスクエアが描かれていて1カ所だけ色がついています。プレイヤーは、自分の手番に建設カードを1枚使用し、ゲーム盤上のいずれかの都市の、カードに色がついている場所にビルを建てることができます。指定の回数手番を繰り返すと、そのラウンドの得点計算をします。

他人のビルを奪う条件
すでに他人のビルが建っているスクエアにも自分のビルを乗せることができますが、その場合は自分の色のパーツの階がこのビルで一番多くなるか、すでにある他の色と同じ階数になる必要があります。他の人が2階建てのビルを建てていれば、2階建て以上のビルパーツしか乗せることはできません。複数の色が混在しているビルならば、その中の一番階数が多い色と同じ階数のビルパーツであれば、乗せることができます。もしもすでに自分の色の階があれば、それを足して多寡を計算します。
ゲームの流れ
各プレイヤーが手番を6回ずつ行うと1ラウンド終了で、その時点で得点計算をします。4人プレイならば4ラウンドでゲーム終了です。得点は世界一高いビルを所持するプレイヤーが3点、各都市で一番ビルが多いプレイヤーが2点、各ビルの所持プレイヤーがビル一つに付き1点を獲得します。
対戦例:世界一ビルをめぐる攻防と3人戦で起きた”青と薄青の仲間割れ”

写真は過去の対戦例ですが、一戦目、オレンジは世界一のビルを保有して先行していましたが、中盤で右上の世界一ビルを青が奪って逆転勝ちしました。

二戦目、3人対戦では世界一ビルの得点が有効と思われたため、ふたたび世界一ビルが得点源となっていきます。オレンジが先行して青と薄青の2位3位連合ができましたが、何故か青は薄青のビルに自社ビルをかぶせて奪っていき、仲間割れをしていました。どうやらカイロの都市点が欲しくて目先の得点を取りにいったようです。
薄青さん「青さんが背中から撃つような真似をしたんです」
やはりビジネスゲームだと、欲に駆られたプレイが出てきます。そこも含めてゲームを楽しみたいですね。
総評:
マンハッタンは、とてもシンプルなルールでありながら、他プレイヤーとの駆け引きが非常に熱いゲームです。ビルの奪い合いで毎ラウンド盛り上がり、2〜4人で安定して楽しめます。プレイ時間は45〜60分ほどで、軽すぎず重すぎず、誰とでも面白く遊べるでしょう。
■こんな人におすすめ
・不動産投資ゲームが好きな人
・世界一のビルを建設してみたい人
・2人から4人でできる60分ほどでサクッと終わるゲームがしたい人
・ビルの所有権を奪い合って不動産王になりたい人
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